『工芸都市高岡クラフトコンペティション 東京展』丸の内で開催
注目の展覧会・イベント VOL.77

展覧会情報やインタビューなど、工芸に関するさまざま情報を発信しています。
2025.12.9 – 2026.3.1
国立工芸館
2025.12.13 – 2026.3.8
愛知県陶磁美術館
2025.12.13 – 2026.3.22
菊池寛実記念 智美術館
2025.12.18 – 12.27
GOOD DESIGN Marunouchi

INSIGHT
VOL.1-4 更新
連載コラム『日本工芸の歩む道』後編「現代社会と工芸」 VOL.3
日本には「工芸」という言葉がある。陶磁器や漆器、織物に金工品など、人の手によって作られる日常の美しい道具である工芸品は、それぞれの地域における技法や素材が用いられ、その土地の風土やそこに住む人々の気質に影響を受けながら、日本各地で伝統を築いてきた。日本における工芸の歴史は長く、原始時代よりその歴史は始まっている。古くから人は、土器や石器、青銅器など、日々の暮らしを豊かにするため、さまざまな道具を作...
連載コラム『日本工芸の歩む道』後編「現代社会と工芸」 VOL.2
クラフトマンシップという言葉は、近年、さまざまなところで使われるようになってきた。手仕事による工芸品だけでなく、時計や車からファッション製品に至るまで、物を作ることにおいて良質なものを追求していく姿勢は「クラフトマンシップ」と表現される。現代では、グッチやエルメス、ロエベなどのハイブランドの多くも、ブランド紹介の際にクラフトマンシップに関する説明を盛り込んでおり、今の時代に物の上質さを伝える上では...
連載コラム『日本工芸の歩む道』後編「現代社会と工芸」 VOL.1
これまでこの連載では、工芸の魅力を伝えていくうえで大切な、日本の伝統的な美意識について紹介をしてきた。ここからは、日本の工芸の進むべき道を考えるため、国際的な社会課題や問いを踏まえながら、工芸というものの価値を捉え直していく。まずは、日本の工芸の成り立ちに深く関わっている「風土」について紹介をしたい。日本の工芸品は、風土というものと切っても切ることができない繋がりがある。工芸品は、有田焼や輪島塗、...


