『工芸シンポジウム2026 工芸は越境する 〜日本から世界へ、伝統から未来へ〜』開催
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八丁堀 とべとべくさ

室町時代の壺や甕など「古信楽」を探求している谷さんによれば、古信楽は近代以降の新しい信楽にはない空気を纏っている。それは経年変化によるものではなく、昔の陶芸家の高い技術によって醸成されたものとのことだ。また古信楽を知ることは、「昔の人の高い精神性がやきものの中に残されていて、それを読み取る」ことだと語る。室町時代の作品をそのまま再現するというよりは、昔の陶芸家と同じ目線で続きを行ない、過去に使われていた技術を見出したいとのことである。
今回展示されている蹲は谷さんの技巧や美意識が結実しており、悠久の時の重みを感じさせつつ現代の生活空間にも馴染む。普遍性が漂う逸品だ。
器の使い方や使う時の気持ちは、「使ってくださる方の自由」と言う谷さん。人がやきものを手にすると、用途を見出そうとする点に興味を惹かれるそうだ。作品《おやつ》は、文鎮や置物といった用途のものに見えるが、どのように使っても良いそうで、ユーモラスな名前や形が使い手の想像力を刺激する。古信楽が纏う美意識を突き詰めながら、どんな新作が生まれるのか。谷さんの今後のさらなる活躍が楽しみだ。
文:中野 昭子
■ 関連情報
Gallery & Chanoyu 離岸
https://rigan.jp/
住所:東京都世田谷区経堂2丁目15-3-2
TEL: 03-6784-3811
開廊時間:11:00~17:00
定休日:火曜日・水曜日
※開廊時間は展覧会によって異なります。また、呈茶の営業日はギャラリーの営業日とは異なりますので、詳細はホームページをご覧ください。