『JAPAN CRAFT EXPO 日本工芸産地博覧会2025』大阪で開催
注目の展覧会・イベント VOL.66

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『JAPAN CRAFT EXPO 日本工芸産地博覧会2025』が大阪・関西万博会場内EXPOメッセ「WASSE」(大阪市此花区夢洲)にて、2025年6月16日(月)~6月18日(水)の日程で開催される。本イベントは全国各地の工芸産地より金工、陶磁器、ガラス、木工、漆、繊維、染色などの20のブランドが一堂に集い、工芸の魅力を発信する体験型博覧会だ。作品の展示や販売、工芸品を使用した試飲・試食に加え、巨大作品への彫金実演や映像によるたたら製鉄体験、工房にいる職人とのオンライン対話など多彩なプログラムが展開される。さらに今回は万博会場での開催に合わせて、各企業の技術が詰まった逸品の総合展示「工芸のどや」や全幅22mの大スクリーンで上映する職人たちの「手」をテーマにした映像展示も実施される予定だ。
これまで2021年、2023年と万博記念公園にてプレ開催を重ね、本開催となる今回のコンセプトは「手が語る、時を超える、旅へ」。風土に根ざし、職人の手から手へ長年受け継がれてきた工芸の現在に来場者が触れることで、各産地へと旅をするきっかけを作り、工芸と世界中の人々をつなげたいという思いが込められている。今回の催しを通して手仕事の良さやそれらを育んできた産地に改めて目を向けることができるだろう。
主催の日本工芸産地協会は、「産地の一番星が産地の未来を描く」というコンセプトのもと2017年に設立された。ひとつの地域に確かな技術と志を持つ工房や企業があれば、そこから波及するかたちで地域全体の工芸が活性化できる、という信念に基づき、全国の工芸産地と連携し、工芸を「地域の文化資源」として未来へつなぐ活動を続けている。ものづくりの世界を体感できる貴重な機会として、各国のパビリオンと合わせて足を運んでみてはどうか。
◾️出展企業(全国20社+特別出展3ブース)
東北:及源鋳造・OIGEN〈岩手〉、大館工芸社〈秋田〉、保志アルテマイスター〈福島〉
関東~甲信:菅原工芸硝子・Sghr〈千葉〉、こまむぐ〈埼玉〉、玉川堂〈新潟〉
北陸:田谷漆器店〈石川〉、能作〈富山〉、Hacoa〈福井〉
中部~関西:かもしか道具店〈三重〉、中川政七商店・エコノレッグ〈奈良〉、山家漆器店・そめみち染物旗店・菊井鋏製作所〈和歌山〉、菱屋カレンブロッソ・堺一文字光秀〈大阪〉
中四国九州:たなべたたらの里〈島根〉、ヤマチク〈熊本〉、育陶園〈沖縄〉
特別出展:慶應義塾大学KMD×名工大、PRAY for(ONE)、日本航空株式会社
◾️開催概要
『JAPAN CRAFT EXPO 日本工芸産地博覧会2025』
日時:2025年6月16日(月)~18日(水)
9:00開場21:00閉場(最終日は18:00まで)
場所:EXPOメッセ「WASSE」(大阪・関西万博会場内:大阪市此花区夢洲)
入場料:無料(別途大阪・関西万博会場への入場にチケット代が必要)
主催:一般社団法人日本工芸産地協会、読売新聞社
※イベントの詳細は公式ウェブサイトにて直接ご確認ください。
ウェブサイト:https://kougei-sunchi.or.jp/expo/