POJ Studio、京都・五条に日本の職人技を体感できる新拠点をオープン
工芸トピックス VOL.44

展覧会情報やインタビューなど、工芸に関するさまざま情報を発信しています。
2025.10.3 – 11.16
大分市美術館
2025.10.4 – 11.16
遊朴館 HIDA GALLERY
岐阜県
2025.10.4 – 11.29
岐阜現代美術館
2025.10.4 – 12.7
佐賀県立九州陶磁文化館

MAISON&OBJET PARIS January 2024 ©Anne-Emmanuelle Thion
2024年に30周年を迎えたインテリア・デザインの国際展示会『メゾン・エ・オブジェ』が、2025年1月16日(木)から20日(月)の日程で、フランス・パリのノール・ヴィルパント見本市会場で開催される。メゾン・エ・オブジェは1994年の開始以来、国際的に装飾、デザイン、ライフスタイルの分野を牽引する展示会として1月と9月の年2回開催。インテリアやデザイン業界で注目のトレンドを発信し、出展者とバイヤーの交流の場を創出し、ビジネスの発展を促進する役割を果たしている。
今回は世界の59の国と地域から2,365の出展者が発表されており、日本からは75の企業・団体が参加予定。新潟県三条市で主に箸を製造するマルナオが初出展するほか、東京の事業者が集う江戸東京きらりプロジェクトも継続して出展。陶磁器やガラス製品以外に、照明、家具、室内装飾等に関する日本企業の出展も多く見られる。
メゾン・エ・オブジェではホスピタリティを重要な要素と捉えており、ホテル、レストラン業界のプロフェッショナルに向けた情報提供や提案に力を入れている。新しいブランド、メーカーの紹介や、製品のカスタマイズなど実用的な課題解決提案のほか、“What’s New? In Hospitality”のスペースでは、建築家でありインテリアデザイナーのジュリアン・セバンが構想するコンセプトホテルの空間が展示され、新たなインスピレーションを得られるような体験ができるだろう。エリザベス・レリッシュが新製品の色や素材から今後の市場トレンドを発信する、“What’s New? In Decor”のスペースも見逃せない。
今回の展示会のテーマは「Sur/Reality(シュール/リアリティ)」。約100年前に起こり現代にも影響を与える芸術運動、シュルレアリスムの新たな解釈に焦点を当てている。多様な出展者や最新の情報との出会いから、多くの刺激を受ける機会となるだろう。
◾️関連情報
MAISON&OBJET
会期:2025年1月16日(木)〜20日(月)
会場:パリ・ノール・ヴィルパント見本市会場
公式ウェブサイト:https://www.maison-objet.com/en/paris