森工芸が新たなマテリアルブランド「TSUKIT」を発表
新商品情報 VOL.23

展覧会情報やインタビューなど、工芸に関するさまざま情報を発信しています。
京都府
2025.8.9 – 12.21
樂美術館
岐阜県
2025.8.16 – 8.31
GALLERY crossing
京都府
2025.8.22 – 9.3
京都 やまほん
東京都
2025.8.23 – 8.31
うつわや 涼一石
1953年創業の森工芸は、天然木を約0.2mmに薄くスライスした上質な木材「突板」の貼付を専門とし、長年にわたり、家具・建具・内装向けの化粧合板を製作してきた。近年は突板を中心から放射状に貼り合わせた《RAYS TRAY》をはじめ、突板だからこそ可能な表現を追求し、数々の工芸品を制作している。
今回、これまで培ってきた技術を活かし、突板(TSUKI)を創作のキット(KIT)とした新たなブランド「TSUKIT(ツキット)」を立ち上げた。森工芸が長年向き合ってきた突板を、創作の入口として多くの人に届けるために生まれたブランドだ。プロ仕様の品質をそのままに、A4と大判サイズの《ツキ板シート》と裏面粘着加工の《ツキ板シール》を展開している。
《ツキ板シート》は天然木を薄くスライスし、和紙を裏打ちした上質な素材。世界中から集めた希少種を含む90種類以上の天然木から、色合い、木目の表情、質感など好みに合わせて選ぶことができる。サイズはA4と900×1800mmのほか、オーダーでの製作も受け付けており、クラフトから家具や内装材まで幅広い用途に活用可能。また、ハサミやカッターで簡単に切ることができ、家庭にあるアイロンで貼り付けられるため、初めての方も安心して使用できる。繊細なカットも可能で、木象嵌などデザイン性の高い作品にも適している。
より手軽な《ツキ板シール》は裏面に粘着加工が施されているため、カットしてスマホケースや文具等に貼るだけで木の風合いを楽しめる。こちらはA4サイズでカエデやウォールナット、藍染シートなど8種類から選ぶことができる。
職人、建築家からクラフト作家、DIY愛好家まであらゆる「つくる人」に寄り添う「TSUKIT」。それぞれの「つくりたい」を形にするきっかけとして、木という素材が身近なものになることだろう。
️■商品情報
《ツキ板シート》
・A4サイズ(210 × 297 mm)
・900 × 1800 mmサイズ
・個別サイズ
《ツキ板シール》
・クラフト・DIY用粘着タイプ(A4サイズ)
《接着剤 CH7WN ツキ板アイロン貼り用》
※詳細は公式ウェブサイトにて直接ご確認ください。
️■問い合わせ先
森工芸:https://mori-kougei.com
森工芸オンラインストア:https://shop.mori-kougei.com