ZOZO NEXT、伝統工芸と先端技術を融合する新プロジェクト「呼色」を始動
工芸トピックス VOL.51

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2026.2.7 – 5.24
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福井県立美術館
12〜13世紀、中国・福建省の建窯で焼かれた曜変天目。日本や中国を始め、多くの陶芸家や研究者がその稀有な美しさの解明に取り組んでいるが、現存する国宝に迫る作品に成功している作家はごく一握りに限られる。
瀬戸毅己も曜変天目の魅力に取り憑かれた陶芸家の一人だ。天目の研究歴は長年に及び、実際に建窯を訪れて現地の土に触れ、志を同じくする研究者と交流するなど、その熱意は計り知れない。建窯周辺と似た土を探し求め、当時使われていた窯に近い炎を、と焼成方法を模索する日々。年に何百個と焼いても、世に出せる作品はそのうちのたった数点だという。試行錯誤を繰り返し、得られた結果を蓄積しながら、尽きない探究心で曜変天目の再現を目指している。
瀬戸氏の曜変天目は、黒釉に浮かぶ斑紋とその周囲を彩る鮮やかな瑠璃色が、息を呑む美しい世界を碗の中に作り出している。曜変の謎めいた背景に思いを馳せながらも、その神秘的な輝きをただ純粋に眺めていたい作品だ。