伝統技法と現代アートが融合する企画展『Blurred:交錯する境界』開催
注目の展覧会・イベント VOL.68

展覧会情報やインタビューなど、工芸に関するさまざま情報を発信しています。
2025.9.9 – 11.24
国立工芸館
東京都
2025.9.11 – 9.28
BONDED GALLERY
2025.9.13 – 12.7
京都市京セラ美術館
東京都
2025.9.17 – 9.22
日本橋髙島屋
日常にある工芸の美。展覧会情報やインタビューなど、工芸に関するさまざまな情報、視点をお届けします。
連載コラム『工芸産地』 VOL.4
愛媛県の県庁所在地・松山から南へ向かい、重信川を越えれば、そこは砥部町の玄関口。砥部焼の陶板で作られたタワーが出迎えてくれる。県中央に位置するこの町は、「清流とほたる 砥部焼とみかんの町」と掲げるとおり、美しい自然に恵まれた、窯業や農業が盛んな町だ。南部へ向かうにつれ標高が高くなる地形は、傾斜地に築かれる登窯に適している。昔から陶磁器の原料や赤松の薪が豊富に採れたことに加え、砥部川とその支流が陶石...
新商品情報 VOL.19
毎春、新作を発表するスガハラから、今年も20シリーズが登場。日々の生活を彩る、形や色もさまざまなデザインの製品が出揃った。《Sghr Imperfect(インパーフェクト)》は、有機的な線や気泡など、個体ごとに異なる表情を持つグラス。通常の製品では、天然の砂を高温で煮て出来たガラスの中から綺麗な部分のみを使用するが、本作には普段は弾かれてしまう、個性の残った部分を使用した。不完全だからこそ美しい、...
注目の展覧会・イベント VOL.64
日本の磁器発祥の地、有田にて、明治期に始まり120年以上の歴史を誇る陶磁器の公募展『有田国際陶磁展』が今年も開催される。同展は長い歴史の中で、重要無形文化財保持者(人間国宝)や日本芸術院会員をはじめ多くの陶芸家を輩出してきた。技術の交流、品質やデザインの向上、伝統工芸の継承と産業的発展の一翼を担う陶磁展として、今回も広く作品を募集している。募集部門は「美術工芸品・オブジェ部門」と「産業陶磁器部門」...
注目の展覧会・イベント VOL.63
2018年にスタートした、工芸や手仕事の作り手を紹介する展示販売会『Kyoto Crafts Exhibition DIALOGUE』が、今年も2025年3月12日(水)〜15日(土)の4日間の日程で開催される。今回は44の初出展ブランドを含む過去最多の全68ブランドが出展。京都を中心に全国各地から多様な背景を持った作り手たちが会場のホテルカンラ京都に集い、客室やレストランにて趣向を凝らした展示が...
新商品情報 VOL.18 AD
日本の伝統工芸ブランド「Tashinam(タシナム)」の第一弾商品として、切れ味の高さと簡単な手入れを両立した《完全無欠包丁》が発売された。《完全無欠包丁》は、800年の歴史を誇る刃物文化の町・岐阜県関市の刃物職人の技術を集結させて生み出されたアイテム。切れ味の良さが特徴で、他社製品と比較試験したところ、切れ味に約3倍の差があったことが科学的に証明されているほか、錆びづらさや手入れの容易さなどの優...
工芸トピックス VOL.36
卓越した技術と繊細で鮮やかな絵付けから、日本最高峰の磁器とも称される「鍋島焼(なべしまやき)」。今年で誕生350周年の節目を迎え、さまざまな取り組みが計画されている。鍋島焼は、江戸時代に佐賀藩が、将軍家や大名家への献上・贈答品を作るために全国から選りすぐりの陶工を31名集め、藩直営の「鍋島藩窯」を大川内山に築窯したことから始まった。廃藩置県により鍋島藩窯が廃窯となった後に民窯として再興し、現在も大...
新商品情報 VOL.17
森工芸は1953年に徳島県で創業。木を紙のように薄くスライスした木材「突板」を貼り合わせる技術を専門とし、化粧合板や建具、家具などを製造してきた。2020年から自社オリジナルの製品開発に力を入れ、突板を高い技術で組み合わせた緻密な木目模様が美しいトレイ《RAYS TRAY》やサイドテーブル《STAND》、壁掛け時計《CLOCK》などを発表。時代に合ったものづくりに取り組んでいる。《RAYS TRA...
工芸トピックス VOL.35
株式会社JTBは、東京都及び公益財団法人 東京都中小企業振興公社の委託を受け、東京の伝統工芸体験予約サイトをJTB LAPITAのサイト内に開設、運営している。近年の、物品の購入や所有よりも、体験やサービスにお金を使う観光客の消費行動や需要にも応えるもので、サイトは日本語と英語のバイリンガル対応。訪日外国人も利用しやすい仕様となっている。予約サイトでは、東京及び東京近郊で日本の伝統工芸を体験できる...
新商品情報 VOL.16
福井県が誇る7つの伝統工芸品(越前漆器、越前和紙、若狭めのう細工、若狭塗、越前打刃物、越前焼、越前箪笥)を現代のライフスタイルに合わせてアップデートしているプロジェクト「F-TRAD」から、福井県内の伝統工芸職人と福井県外を拠点とするデザイナーの協働による新作が発表された。3期目の取り組みとなる今回は、6チームが参加し13のアイテムが誕生。デザイナーが何度も産地へ赴き、職人とともに各工芸が持つ...
工芸トピックス VOL.34
シチズン時計株式会社が、日本の伝統工芸を次世代へとつなぐ若手工芸作家を支援する「Z世代 KOGEI ARTIST 応援プロジェクト」を本年より開始する。プロジェクトは伝統工芸の担い手である若手作家を支援し、より新しい表現や作品の生まれる環境を整えることが目的で、特別サポーターとして伝統工芸×ファッションブランド「HIRUME」総合プロデューサーの生駒芳子を迎えている。第1回目となる今回は、染色家の...
工芸トピックス VOL.33
2024年に発生した能登半島地震と奥能登豪雨により甚大な被害を受けた能登半島。経済的な損失も大きく、能登地域以外に金沢以南でも、飲食、観光、伝統的工芸品など県産品の製造・販売を行なう事業者の売り上げが大幅に減少した。石川県では、ロゴマークを活用した応援消費喚起キャンペーン「能登のために、石川のために 応援消費おねがいプロジェクト」を実施し、県外・国外から来訪者を呼び込み、直接またはオンラインでの復...
新商品情報 VOL.15
1931年に東京・浅草で創業して以来、90年以上にわたって多くの職人と協働し、ガラス食器を世に送り出している木本硝子。問屋ならではの視点で市場の動向を見据え、現代の生活に合った新しいガラス製品をプロデュースしている。職人とデザイナーのコラボレーションにも積極的で、今年1月にフランス・パリで開催されたインテリア・デザインの国際展示会『メゾン・エ・オブジェ』の江戸東京きらりプロジェクトのブースに出展し...
今、工芸の世界で起きていること。注目の最新情報。
VOL.1-41
更新
日本各地の工芸の展覧会・イベント情報。
VOL.1-69
更新
作り手からの新商品情報。
VOL.1-23
更新
産地を訪れ、その土地の空気を吸い、作り手と同じ景色を眺めながら、気づき、感じたこと。
VOL.1-3
更新
工芸の展覧会・イベントレポート。
VOL.1-31
更新
日本各地にある、さまざまな工芸の産地を紹介。
VOL.1-4
更新
VOL.1
更新
日本から世界へ。工芸を通じた「気づき」の言葉。
VOL.1-7
更新
伝え繋ぐ、作り手たちの工芸への想い。人生で最高の一枚と共に。
VOL.1-32
更新
一碗に宿る、工芸の美と作り手の想い。茶碗の鑑賞に役立つ知識を紹介する。
VOL.1-3
更新
産地を訪れ、その土地の空気を吸い、作り手と同じ景色を眺めながら、気づき、感じたこと。
VOL.1-12
更新
VOL.1
更新