第2回「日本の美しい手技基金~修業支援金~」給付先募集中
工芸トピックス VOL.48

展覧会情報やインタビューなど、工芸に関するさまざま情報を発信しています。
東京都
2025.11.14 – 11.19
柿傳ギャラリー
埼玉県
2025.11.15 – 11.22
ギャラリーうつわノート
東京都
2025.11.15 – 11.23
八丁堀 とべとべくさ
京都府
2025.11.15 – 12.7
GALLERY SUGATA

INSIGHT
VOL.1-48 更新
工芸トピックス VOL.47
株式会社中川政七商店は、社会や環境に配慮した企業に対する国際認証「B Corporation™」(B Corp)を2025年8月に取得した。さらに同社は、工芸を未来につなげるための第一歩として、「工芸のしまいかた」を考える循環プログラムを2026年1月下旬より始動させる。これは、使用されなくなった自社商品を回収・修復・再流通させ、その利益の一部を産地や作り手へ還元することで、ものの“終わらせかた”...
工芸トピックス VOL.46
一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会は、2025年11月より順次、香港・イギリス(ロンドン)・スイス(ローザンヌ)にて「Atelier DENSAN(アトリエ・デンサン)」として伝統的工芸品のポップアップストアをオープンする。陶磁器、漆器、染織、和紙など多様な工芸品を海外で紹介し、テストマーケティングを通じて現地の受容性を調査するとともに、その魅力を広く発信することが目的だ。取り扱われるのは、経済...
工芸トピックス VOL.45
400年以上の歴史を持つ日本屈指の磁器生産地、有田。揺るぎない技術と美意識を継承しながら時代にあったものづくりに挑戦し続け、有田焼の名は国内外に広く知られている。しかし近年はほかの国内工芸産地と同様、原材料の確保や価格高騰、後継者不足を含む人員確保の難しさなど多くの課題に直面している。世界で活躍する一流のシェフ・レストラン向けに魅力的な商品を提案するARITA PLUSは、李荘窯、徳幸窯、吉右ヱ門...
工芸トピックス VOL.44
日本伝統の技や感性を生かし、現代の暮らしに寄り添うライフスタイルプロダクトを展開するPOJ Studioが、京都・五条に新たな拠点をオープンした。工芸を「見る」「触れる」「体験する」場として、その魅力をより深く体感できる空間となっている。築100年以上の町家を改修した3階建ての空間は、和紙作家・ハタノワタルによる和紙家具や内装、畳職人・横山充による上質な畳、入口の提灯や暖簾、国産木材を用いた什器な...
工芸トピックス VOL.43
株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下、MUFG)が展開する社会貢献活動「MUFG工芸プロジェクト」の一環として、2025年9月、「KOGEI COMMONS」が発足した。KOGEI COMMONSは、MUFGと一般社団法人関西イノベーションセンター、そして福井県鯖江市・越前市・越前町のオープンファクトリーイベント「RENEW」を運営する一般社団法人SOEの三者が協働し立ち上げたプロジェ...
工芸トピックス VOL.42
家具やインテリア用品の製造販売を手掛ける飛騨産業株式会社が運営する「遊朴館 HIDA GALLERY(以下 遊朴館)」は、この秋全館リニューアルを終え、ギャラリーやクラフトショップ、カフェを備えた複合施設として、2025年10月4日(土)、岐阜県高山市にオープンする。豊かな森林資源に恵まれた岐阜県の飛騨高山地方は、日本を代表する家具の産地だ。飛鳥時代から続く卓越した木工技術を持つ職人「飛騨の匠」の...
工芸トピックス VOL.41
京都伝統産業ミュージアム(運営:株式会社京都産業振興センター)が、第2回京都クラフト&デザインコンペティション『TRADITION for TOMORROW』を開催する。2025年11月16日(日)まで応募を受付中だ。このコンペティションは、京都で長年にわたり育まれてきた「伝統文化を支えるものづくり」の新たな可能性を、現代のライフスタイルの中で生きる工芸品・製品の提案を通じて示し、また展示や販売等...
工芸トピックス VOL.40
特定非営利活動法人DENTOが主催する「第2回DENTOサポートプログラム」の受賞者が発表された。「DENTOサポートプログラム」は、海外の富裕層インバウンド観光客向けにユニークな体験を提案するクラフト・ツーリズムの事業収益を原資として、日本の伝統工芸における担い手を支援することを目的に、2024年より実施されているプログラムだ。今年度は全国の工芸事業者から集まった合計21件の応募者の中から、株式...
工芸トピックス VOL.39
備前市立備前焼ミュージアムが生まれ変わり、備前市美術館として2025年7月12日(土)にグランドオープンした。同館では、備前焼を中心とした現代陶芸に加え、世界の現代美術、建築、デザインなど幅広い分野の芸術作品を紹介する予定だ。地域の文化創造拠点、そして備前の現代陶芸の魅力を国内外へと発信する新拠点として来館者に愛される美術館になることを目指している。建物の設計を手掛けたのは、建築家の櫻井潔。土と炎...
工芸トピックス VOL.38
錫100%製テーブルウェアや真鍮製インテリアの鋳物ブランド「NOUSAKU」と、新素材「Tin Gold」を用い、素材とデザインの可能性を楽しむジュエリーブランド「NS by NOUSAKU」。1916年に富山県高岡で鋳物メーカーとして創業した能作が展開する、この2ブランドの複合型店舗「NOUSAKU / NS by NOUSAKU」が、2025年7月18日(金)、東京ミッドタウン ガレリア 3階...
工芸トピックス VOL.37
福井県の越前漆器メーカー、漆琳堂と、ファッションの領域でテクノロジーを活用した研究開発を行なっているZOZO NEXTが、伝統工芸と先端技術を組み合わせた新しい漆技術に関する共同研究の開始を発表した。1793年の創業以来、日々の暮らしの道具として越前漆器を作り続けてきた漆琳堂。歴史ある技術を継承しながら、ライフスタイルの変化に合った製品開発にも積極的に取り組んでおり、近年では食洗機対応の「越前硬漆...
工芸トピックス VOL.36
卓越した技術と繊細で鮮やかな絵付けから、日本最高峰の磁器とも称される「鍋島焼(なべしまやき)」。今年で誕生350周年の節目を迎え、さまざまな取り組みが計画されている。鍋島焼は、江戸時代に佐賀藩が、将軍家や大名家への献上・贈答品を作るために全国から選りすぐりの陶工を31名集め、藩直営の「鍋島藩窯」を大川内山に築窯したことから始まった。廃藩置県により鍋島藩窯が廃窯となった後に民窯として再興し、現在も大...











