『FUTURE PERFECT 工芸を通じて翻訳される豊かさのかたち』開催
注目の展覧会・イベント VOL.72

展覧会情報やインタビューなど、工芸に関するさまざま情報を発信しています。
2025.9.9 – 11.24
国立工芸館
2025.9.13 – 12.7
京都市京セラ美術館
2025.9.20 – 11.9
大阪市立美術館
2025.9.21 – 12.25
緑ヶ丘美術館 別館
INSIGHT
VOL.1-42 更新
工芸トピックス VOL.41
京都伝統産業ミュージアム(運営:株式会社京都産業振興センター)が、第2回京都クラフト&デザインコンペティション『TRADITION for TOMORROW』を開催する。2025年11月16日(日)まで応募を受付中だ。このコンペティションは、京都で長年にわたり育まれてきた「伝統文化を支えるものづくり」の新たな可能性を、現代のライフスタイルの中で生きる工芸品・製品の提案を通じて示し、また展示や販売等...
工芸トピックス VOL.40
特定非営利活動法人DENTOが主催する「第2回DENTOサポートプログラム」の受賞者が発表された。「DENTOサポートプログラム」は、海外の富裕層インバウンド観光客向けにユニークな体験を提案するクラフト・ツーリズムの事業収益を原資として、日本の伝統工芸における担い手を支援することを目的に、2024年より実施されているプログラムだ。今年度は全国の工芸事業者から集まった合計21件の応募者の中から、株式...
工芸トピックス VOL.39
備前市立備前焼ミュージアムが生まれ変わり、備前市美術館として2025年7月12日(土)にグランドオープンした。同館では、備前焼を中心とした現代陶芸に加え、世界の現代美術、建築、デザインなど幅広い分野の芸術作品を紹介する予定だ。地域の文化創造拠点、そして備前の現代陶芸の魅力を国内外へと発信する新拠点として来館者に愛される美術館になることを目指している。建物の設計を手掛けたのは、建築家の櫻井潔。土と炎...
工芸トピックス VOL.38
錫100%製テーブルウェアや真鍮製インテリアの鋳物ブランド「NOUSAKU」と、新素材「Tin Gold」を用い、素材とデザインの可能性を楽しむジュエリーブランド「NS by NOUSAKU」。1916年に富山県高岡で鋳物メーカーとして創業した能作が展開する、この2ブランドの複合型店舗「NOUSAKU / NS by NOUSAKU」が、2025年7月18日(金)、東京ミッドタウン ガレリア 3階...
工芸トピックス VOL.37
福井県の越前漆器メーカー、漆琳堂と、ファッションの領域でテクノロジーを活用した研究開発を行なっているZOZO NEXTが、伝統工芸と先端技術を組み合わせた新しい漆技術に関する共同研究の開始を発表した。1793年の創業以来、日々の暮らしの道具として越前漆器を作り続けてきた漆琳堂。歴史ある技術を継承しながら、ライフスタイルの変化に合った製品開発にも積極的に取り組んでおり、近年では食洗機対応の「越前硬漆...
工芸トピックス VOL.36
卓越した技術と繊細で鮮やかな絵付けから、日本最高峰の磁器とも称される「鍋島焼(なべしまやき)」。今年で誕生350周年の節目を迎え、さまざまな取り組みが計画されている。鍋島焼は、江戸時代に佐賀藩が、将軍家や大名家への献上・贈答品を作るために全国から選りすぐりの陶工を31名集め、藩直営の「鍋島藩窯」を大川内山に築窯したことから始まった。廃藩置県により鍋島藩窯が廃窯となった後に民窯として再興し、現在も大...
工芸トピックス VOL.35
株式会社JTBは、東京都及び公益財団法人 東京都中小企業振興公社の委託を受け、東京の伝統工芸体験予約サイトをJTB LAPITAのサイト内に開設、運営している。近年の、物品の購入や所有よりも、体験やサービスにお金を使う観光客の消費行動や需要にも応えるもので、サイトは日本語と英語のバイリンガル対応。訪日外国人も利用しやすい仕様となっている。予約サイトでは、東京及び東京近郊で日本の伝統工芸を体験できる...
工芸トピックス VOL.34
シチズン時計株式会社が、日本の伝統工芸を次世代へとつなぐ若手工芸作家を支援する「Z世代 KOGEI ARTIST 応援プロジェクト」を本年より開始する。プロジェクトは伝統工芸の担い手である若手作家を支援し、より新しい表現や作品の生まれる環境を整えることが目的で、特別サポーターとして伝統工芸×ファッションブランド「HIRUME」総合プロデューサーの生駒芳子を迎えている。第1回目となる今回は、染色家の...
工芸トピックス VOL.33
2024年に発生した能登半島地震と奥能登豪雨により甚大な被害を受けた能登半島。経済的な損失も大きく、能登地域以外に金沢以南でも、飲食、観光、伝統的工芸品など県産品の製造・販売を行なう事業者の売り上げが大幅に減少した。石川県では、ロゴマークを活用した応援消費喚起キャンペーン「能登のために、石川のために 応援消費おねがいプロジェクト」を実施し、県外・国外から来訪者を呼び込み、直接またはオンラインでの復...
工芸トピックス VOL.32
公益財団法人日本文化藝術財団が、ガラス工芸作家の佐藤静恵(石川県金沢市)と雅楽演奏団体Naoyuki MANABE GAGAKU Ensemble(東京都中野区)を、第 16 回「創造する伝統賞」の受賞者として決定した。授賞式は2025年2月13日(木)に東京の明治記念館にて開催予定で、受賞者にはそれぞれ賞金100万円が贈呈される。「創造する伝統賞」は日本の伝統文化や現代芸術の分野において著しい貢...
工芸トピックス VOL.31
石川県は2025年1月6日の知事年頭記者会見で、輪島塗の復興に向けたプロジェクトの内容を発表した。日本を代表する伝統的工芸品の一つで、能登の重要な地場産業である輪島塗だが、近年の生活様式の変化によるマーケットの縮小により売上は減少。さらに2024年に発生した能登半島地震と奥能登豪雨の災害で、産業は甚大な被害を受けている。現在、震災前に約400あった輪島塗事業者の約8割が避難先から戻ってきているが、...
工芸トピックス VOL.30
株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下、MUFG)が進める社会貢献活動「MUFG工芸プロジェクト」の一環として、若手工芸作家の作品展示・販売機会等を支援する「KOGEI ARTISTS LEAGUE」の開催が発表された。2023年に発足した「MUFG工芸プロジェクト」は、日本の伝統的な工芸の文化や技術の継承に寄り添い、そこから変化の時代に必要なイノベーションを学び発信することを目的とした...