福井の伝統工芸のプロジェクトブランド「F-TRAD」から新作が登場
新商品情報 VOL.27

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展覧会情報やインタビューなど、工芸に関するさまざま情報を発信しています。
東京都
2026.1.6 – 3.10
日本民藝館
岐阜県
2026.1.31 – 3.15
岐阜県現代陶芸美術館
2026.2.7 – 5.24
豊田市民芸館
2026.2.14 – 3.15
福井県立美術館
桶栄は、明治20年(1887年)、材木の流通を扱う港として栄えた東京の深川で、結桶師(ゆいおけし)の川又新右衛門によって創業された。当時の日本の暮らしには桶や櫃が必需品であり、新右衛門が作る飯櫃や桶の姿や仕事の良さは評判を呼び、その名を広めていく。その後も桶栄は、忠実に伝統技法を守り続け、今では東京で唯一残る結桶工房となっている。
代表的な製品の一つが、洋白銀を用いた江戸櫃だ。樹齢300年の木曽産の椹材を用いて、全ての工程を手作業で行う。本来、木が分解しないように固定するための箍(たが)は銅や竹を用いるが、桶栄で使っているのは洋白銀。洋食器に使われることの多い洋白銀は実用性が高く、美しい光沢が魅力であり、他に類をみない意匠を生み出している。
四代目である栄風さんは、海外での展示も積極的に行なっており、桶栄の品は、ニューヨーク、パリ、ミラノ、コペンハーゲンなどでも多くの人を魅了している。最近は、伝統的な江戸結桶だけでなく、花器や茶道具、アートピースも手がける。何百年も続く伝統を守りながら、新たな作風に挑戦を続ける姿勢こそが、桶栄の最たる魅力である。