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第2回日本伝統工芸再生コンテスト、最優秀ロニー賞受賞者発表

クラフト・リーダー賞 受賞者一同
©Taishi Yokotsuka

JapanCraft21が「日本伝統工芸再生コンテスト」のファイナリスト(クラフト・リーダー賞)10名および最優秀ロニー賞1名の受賞者を発表。アワードセレモニーが開催された。JapanCraft21は、日本の伝統工芸に関わる人々の問題を解決し、21世紀に向けて工芸を活性化することを目的に、バイメル・スティーブエン・ヘイウッド氏が中心となって2018年に設立。活動の一つとして、一般社団法人アジア・ソサエティ・ジャパンと「日本伝統工芸再生コンテスト」を共催している。芸術家、作家、職人、デザイナー、商品企画など多数の応募者の中から工芸の未来を切り開く優れたアイデア、才能、実績と情熱を持つ10名がクラフト・リーダーとして選出され、さらにその中から選ばれた最優秀ロニー賞受賞者には、受賞プロジェクト実現のための資金500万円と専門家によるサポートが1年間提供される。

第2回となる今年は、徳永家具工房(兵庫県)によるプロジェクト「日本産の材木と和紙で椅子をつくる 〜工芸とサステナビリティ〜」が栄えある最優秀ロニー賞を受賞した。鉋仕上げの家具を製作する同社の、日本の鉋技術の継承、素材としての和紙の魅力の発信、木工の源である里山の再生を掲げた点が評価された。

 

〈最優秀ロニー賞〉
徳永家具工房(木工)

〈クラフト・リーダー賞〉 五十音順 敬称略
明石祥吾(染・織)
井上利彦(京表具)
利田淳司(京銘竹・竹工芸)
楠泰彦(丹後ちりめん)
須藤拓(金属工芸)
Team YN — Yang Hen Chen & 築城則子(建築・染織、その他工芸全般)
徳永家具工房(木工)
得丸成人 — 白山 CONCEPT(木桶)
南條和哉(京仏具)
久恒俊治(加賀友禅)

〈審査員〉 五十音順 敬称略
青野惠子:一穂堂(銀座・NY)オーナー
秋元雄史:練馬区立美術館館長、美術評論家
貝島佐和子:デザイナー、ハーバード大学 GSD 建築学科Assistant Professor
川村喜久:DIC 株式会社取締役会長
須藤玲子:テキスタイルデザイナー、株式会社 布 取締役、東京造形大学名誉教授、NUNO(nuno.com)
福本潮子:藍染作家、福本潮子の藍世界(kyoto-inet.or.jp)
堀木エリ子:和紙デザイナー、堀木エリ子&アソシエイツ代表、HORIKI ERIKO | 堀木エリ子公式 Web サイト(eriko-horiki.com)

主催:JapanCraft21
共催:アジア・ソサエティ・ジャパン
公式ウェブサイト:https://japancraft21.com/

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編集部

KOGEI STANDARDの編集部。作り手、ギャラリスト、キュレーター、産地のコーディネーターなど、日本の現代工芸に関する幅広い情報網を持ち、日々、取材・編集・情報発信を行なっている。