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黒田工房

Kuroda Kobo
社名
有限会社黒田工房
地域
京都府
本社
〒603-8376 京都市北区衣笠北天神森町3-1 カトル・セゾン 101号室
工房
〒520-0351 滋賀県大津市伊香立北在地町620ー4
代表
臼井 浩明
創業年
1961年
従業員数
2名
Webサイト

ROOTS

日本には、国宝や重要文化財を中心とした、絵画や書跡などの美術工芸品の保存と修理を手がける(社)国宝修理装潢師連盟がある。京都で創業した黒田工房は、連盟に加盟する12工房より、障壁画の組子下地や縁の製作を請け負う数少ない木工業社である。創業は昭和36年(1961年)。以来、黒田工房は長年、屏風や襖の仕立てや修復に携わってきた。2015年に3代目社長に就任した臼井浩明さんは、組子の伝統技術を承継しつつ、木工芸の人間国宝である中川清司氏の薫陶を受け、京指物や曲物などの技術を加えた立体的な木工品にも取り組んでいる。

京都で創業した黒田工房

文化財の修復には、木工技術の歴史を知り尽くしている必要があり、豊富な知識と確かな技術が求められる。また、ミリ単位の精密な加工には、鑿(のみ)や鉋(かんな)を自分仕様にした方が精度が増すため、そうした道具作りにも木工職人の技が光る。

様々な鉋を用途によって使い分ける

最小サイズの鉋

近年、黒田工房は、国際的な活動にも力を入れている。2016年には、イタリア・ミラノにて新作の木工品を発表。イタリア人デザイナーとのコラボレーション作品「Upon」は、木の味わいを残しながらも、臼井さんが得意とする立体的な表現を取り入れることで、新たな作風となった。文化財の保存・修理という伝統的な仕事を大切にしながらも、未来に向けて、黒田工房の挑戦は続く。

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