ZOZO NEXT、伝統工芸と先端技術を融合する新プロジェクト「呼色」を始動
工芸トピックス VOL.51

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2026.3.6 – 3.16
白金台 雨晴
2026.3.6 – 3.21
HULS GALLERY TOKYO
2026.3.11 – 3.16
日本橋三越本店
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桃青京都ギャラリー
中世にまでその歴史をさかのぼる六古窯の一つ、丹波焼。山に囲まれ川が流れる谷沿いに、今も窯元が集落を築いている。今西公彦は連綿と続いてきた産地への強い意識を持ちながら、独自の作品を追求する陶芸家だ。一度は故郷を離れたものの丹波に戻り、山間に残る古い窯跡を幾度も訪れては中世の陶工が見ていたであろう景色に思いを巡らせ、土、技法、造形の全てに置いて丹波にこだわり抜いた作品を制作している。
丹波では徳利も多くの種類が作られてきた。本作は丸い胴回りとすっと細い首元の形状がらっきょうに似ていることから辣韮徳利と呼ばれるもので、小さく広がった口縁にも丹波焼の特徴がよく現れている。この土地特有の蛇窯でじっくりと焼き締められた徳利は、灰による自然釉の素朴な色調に重なる黒色の焦げが力強く、土の個性がありのままに引き出されている。産地にて丹波焼を現代に問い直す作家の、真摯な挑戦が感じられる一作だ。