ZOZO NEXTがコペンハーゲンで開催の『3daysofdesign』で「呼色」のプロダクトを海外初披露
注目の展覧会・イベント VOL.92

VOL.1-92
更新
VOL.1-55
更新
VOL.1-5
更新
VOL.1-29
更新
VOL.1
更新
VOL.1-8
更新
VOL.1-31
更新
VOL.1-4
更新
VOL.1
更新
VOL.1-32
更新
VOL.1-3
更新
VOL.1-12
更新
VOL.1
更新
展覧会情報やインタビューなど、工芸に関するさまざま情報を発信しています。
2026.5.23 – 6.27
アートコートギャラリー
東京都
2026.5.30 – 6.7
うつわや 涼一石
三重県
2026.5.30 – 6.21
gallery yamahon
2026.5.30 – 6.28
緑ヶ丘美術館
ゆるやかに立ち上る霧の中、朝日を受けて輝く薬師寺。奈良を象徴する景色を映し出す茶碗は、赤膚焼の窯元、香柏窯で作陶を行なう尾西宏紀による作品だ。奈良を代表するやきものである赤膚焼は古い歴史を持ち、当地の寺社にも多くの作品が納められている。
艶のある釉薬の上からも土感を感じる手触りと、しっとりとした風合いの高台を持つ茶碗は、国宝の薬師寺東塔の修繕の際に、基礎部分より掘り出された創建時の土を譲り受けて作られた。鉄分が多く焼成は困難であったが、試行錯誤の上、基壇土のみを陶土として使用。焼成によって茶碗の見込みに現れた釉薬の変化を朝霧に見立て、その中に立つ薬師寺の姿が金彩で丁寧に描かれている。かつての都、平城京最古の建造物であり1300年の時の流れを汲む薬師寺の化身のように、その佇まいは揺るぎなく、力強い。