『特別展 加藤亮太郎 半白記念展』が古川美術館 分館爲三郎記念館で開催
注目の展覧会・イベント VOL.60
展覧会情報やインタビューなど、工芸に関するさまざま情報を発信しています。
愛知県
2024.10.1 – 11.17
古川美術館 分館 爲三郎記念館
東京都
2024.10.4 – 10.9
銀座 日々
京都府
2024.10.4 – 10.16
京都 やまほん
2024.10.4 – 10.22
Sophora
石川県小松市・能美市の伝統工芸「九谷焼」の魅力を発信する芸術祭として、2019年に始まった『KUTANism(クタニズム)』。今年は「産地の色を、さがす旅。」をテーマに、九谷焼の特徴である鮮やかな色使いに着目したプログラムを展開する。KUTANismのガイドブックを片手に紹介されているスポットを周遊することで、九谷焼と産地の魅力を発見出来る仕組みだ。開催期間は2023年10月6日(金)から11月5日(日)まで。
メインとなる展覧会は3カ所で開催。「九谷のおきもの」展では、昔から作られてきた縁起物の九谷焼の置物が、同じく古くから受け継がれてきた苔庭に展示される。「九谷焼と暮らす」展では、色や絵模様が個性的な九谷焼を生活に取り入れるヒントを、かつて窯元だった小松町家を舞台に紹介。「九谷に包まれる」展では、能美市に本社を置くファブリックメーカー、小松マテーレの協力により、“九谷焼柄の布の空間”が出現。九谷焼の美しい絵模様に包まれるような、新しい体験が堪能できる。展覧会以外にも、11カ所の工房・窯元が仕事場を公開。作家や職人と直接会い、九谷焼が生まれる制作現場を訪問できる工房見学が実施される。
ガイドブックには九谷焼の偉人を祀る神社や現代作家のギャラリーなど、九谷焼関連施設が多く紹介され、会期中に開催されるイベント情報も掲載される予定だ。街を巡りながら九谷焼を育んできた産地と人の魅力に触れられる、絶好の機会となるだろう。
◾️関連情報
『KUTANism』
会期:2023年10月6日(金)〜11月5日(日)
会場:石川県小松市・能美市 各所
ウェブサイト:https://kutanism.com/
※各イベントへの参加には事前予約が必要な場合があります。詳細は公式ウェブサイトにて直接ご確認ください。