特別展『創設90年記念 柳宗悦と日本民藝館』開催
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1926年の『日本民藝美術館設立趣意書』刊行から100年、そして日本民藝館の創設から90年という節目を迎える2026年。東京・駒場の日本民藝館では、特別展『創設90年記念 柳宗悦と日本民藝館』が2026年6月6日(土)から8月12日(水)まで開催される。創設者・柳宗悦は、「無名の職人による平凡な“下手もの”にこそ非凡な美が宿る」と説き、民藝という美意識を全国へ広めた人物として知られる。本展では、館の設立までの歩みや当時の展示空間の再現などを通して、民藝の精神と美術館の意義を改めて見つめ直す。
展示は「再現」「道のり」「設計」「表装案」という複数の視点から構成される。本館では、1936年の開館当初の常設展示を、現存する資料をもとに部分的に復元。当時の展示記録は多く残されていないものの、創設時の建物が今も残る空間の中で、民藝館創設時の空気感の再現を試みる。
また、設立趣意書の刊行から開館に至るまでの約10年に及ぶ道のりを、書籍や雑誌、日本民藝美術館による展覧会資料、関西の民藝運動の拠点であった三國荘の旧蔵品などを通じて紹介。さらに、壁紙や照明、陳列ケースに至るまで、建築と内装を一体として構想した柳の設計思想にも焦点を当てる。素材や色彩、その取り合わせを吟味した表装案の数々からは、作品の魅力を最大限に引き出そうとした美意識もうかがえる。
民藝という言葉が生まれてから100年。いま改めて振り返るべきなのは、手仕事の美そのものだけではなく、それらを通じて人々の暮らしと美術館の未来を構想した、柳宗悦の視点そのものなのかもしれない。創設90年という節目に開催される本展は、その思想と空間を体感できる貴重な機会となりそうだ。
特別展『創設90年記念 柳宗悦と日本民藝館』
会期:2026年6月6日(土)〜8月12日(水)
開館時間:10:00~17:00 ※最終入館は16:30まで
休館日:毎週月曜日 ※祝日の場合は開館し、翌日休館
会場:日本民藝館(東京都目黒区駒場4-3-33)
観覧料:一般1,500円、大高生800円
ウェブサイト:https://mingeikan.or.jp/special/ex202606/
※詳細は公式ウェブサイトにて直接ご確認ください。
画像提供:日本民藝館