第2回京都クラフト&デザインコンペティション『TRADITION for TOMORROW』開催
工芸トピックス VOL.41

展覧会情報やインタビューなど、工芸に関するさまざま情報を発信しています。
2025.9.9 – 11.24
国立工芸館
東京都
2025.9.11 – 9.28
BONDED GALLERY
2025.9.13 – 12.7
京都市京セラ美術館
東京都
2025.9.17 – 9.22
日本橋髙島屋
小倉織ブランド「小倉 縞縞」は、二人の女性によって支えられている。一人は創業者である渡部英子さん。そして、英子さんの娘である弥央さんだ。英子さんは、かつては音楽をこよなく愛するジャズピアニストであった。
そんな中、姉であり小倉織の染織家でもある築城則子さんの影響を受け、2007年に「小倉 縞縞」を設立。地元である小倉の文化を守り、世界へと発信していこうと決意した。娘の弥央さんは、縞縞ブランドの立ち上げと同時期に入社。台湾留学で培った国際的な経験を活かし、海外での展示会や顧客開拓など、小倉と世界とを繋ぐべく尽力している。「400年続く伝統を継承しつつ、今の時代にしかできないことがあると思う」と弥央さん。
「小倉の縞を世界の縞にしたい」。そう語る二人が二世代で描く未来には、しなやかで美しい縞模様が並んでいる。