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総皮茶筒 霜降皮

木竹工
メーカー
藤木伝四郎商店
産地
秋田県・角館
サイズ
Φ83 x 120 mm
素材
桜皮、天然木

桜樹の手触り

江戸時代に城下町として栄えた歴史ある町、角館。山桜の樹皮で作られる樺細工は、18世紀末に武士の手内職として広まった後に産業としてこの地に根付き、今に続いている。

まるで木の幹のように見える茶筒は、霜降皮と呼ばれる、節目が残る自然な風合いを活かした桜皮を外筒に用い、内部には研磨を繰り返して仕上げられた艶やかな桜皮を惜しみなく使用している。すんなりと合わさる精巧な作りの蓋を開ける度に、桜の木の奥深い美しさを堪能できる、贅沢な逸品である。

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