有田で活動するローカルフォトグラファー・壱岐成太郎による展覧会『UNTIL THIS LIGHTS UP』開催
注目の展覧会・イベント VOL.51
展覧会情報やインタビューなど、工芸に関するさまざま情報を発信しています。
2024.3.9 – 3.24
GALLERY crossing
東京都
2024.3.15 – 3.20
柿傳ギャラリー
京都府
2024.3.16 – 3.24
essence kyoto
愛知県
2024.3.16 – 3.24
Analogue Life
江戸時代に城下町として栄えた歴史ある町、角館。山桜の樹皮で作られる樺細工は、18世紀末に武士の手内職として広まった後に産業としてこの地に根付き、今に続いている。
まるで木の幹のように見える茶筒は、霜降皮と呼ばれる、節目が残る自然な風合いを活かした桜皮を外筒に用い、内部には研磨を繰り返して仕上げられた艶やかな桜皮を惜しみなく使用している。すんなりと合わさる精巧な作りの蓋を開ける度に、桜の木の奥深い美しさを堪能できる、贅沢な逸品である。