MUFG「KOGEI ARTISTS LEAGUE」開催決定
工芸トピックス VOL.30
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公益社団法人日本陶磁協会が2023年度の日本陶磁協会賞・金賞受賞者を発表した。日本陶磁協会賞とは、その年の最も優秀な作家に対して「日本陶磁協会賞」を、また陶芸界に大きな足跡を残したベテラン作家および、すでに協会賞を受賞した作家の活動に対して「金賞」を授与するもの。全国の美術ジャーナリスト、ギャラリスト、研究者、陶芸家(過去の金賞受賞者)を中心に構成された推薦委員が挙げた候補者の中から、選考委員が事前投票を行なった上で、選考委員会にて決定する。
2023年度は、日本陶磁協会金賞に三代 宮永東山氏、日本陶磁協会賞に加藤亮太郎氏が選出された。三代 宮永東山氏の作品は国内外の多くの美術館に収蔵され、今年は第42回(令和5年度)京都府文化賞特別功労賞も受賞。加藤亮太郎氏は幸兵衛窯の八代目で、穴窯焼成による志野、引出黒、織部など美濃の茶陶を追求している。
選考の経緯や受賞理由などの詳細は日本陶磁協会2024年4月1日発行の『陶説』に掲載。10月には東京で受賞記念展が予定されている。
◾️関連情報
公益社団法人日本陶磁協会
https://www.j-ceramics.or.jp/