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焼しめ叩壺

陶芸
メーカー
隆太窯
工芸作家
中里 健太
産地
佐賀県・唐津
発表年
2020年
サイズ
Φ202 x H207 mm
素材
陶土

未来への胎動

1974年、唐津は見借の里山に開窯した隆太窯。中里健太は、ここで祖父 中里隆、父 中里太亀とともに作陶活動を行なう若き陶芸家である。

中里健太氏の焼しめ作品には、当地の土の素朴な質感がよく表れている。「焼しめ叩壺」は、固く焼き締まった土の手ざわりに加え、窯変により赤く色づいた口縁も趣深く、胴部の叩きの文様からはその心地よい手遣いが伝わってくる。どっしりとした佇まいには、氏の本作への意気込みと自信が映し出されているかのようだ。

自由な感性を活かし、日々楽しく作陶に励む作家の意欲作は、その将来を予感させるに十分な存在感を放っている。

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