『第20回パラミタ陶芸大賞展』開催
注目の展覧会・イベント VOL.87

VOL.1-87
更新
VOL.1-54
更新
VOL.1-29
更新
VOL.1
更新
VOL.1-8
更新
VOL.1-4
更新
VOL.1-31
更新
VOL.1-4
更新
VOL.1
更新
VOL.1-32
更新
VOL.1-3
更新
VOL.1-12
更新
VOL.1
更新
展覧会情報やインタビューなど、工芸に関するさまざま情報を発信しています。
東京都
2026.5.16 – 5.21
柿傳ギャラリー
東京都
2026.5.16 – 5.23
deps.
京都府
2026.5.16 – 5.24
essence kyoto
2026.5.16 – 5.31
GALLERY crossing

富山県で生まれ育った野村さんは、高岡に住み始めたことがきっかけで、高岡市美術館に足を運ぶようになった。そこで高岡の伝統工芸品に出会う。とりわけ螺鈿を施した漆器に魅了され、自分も作ってみたいと思ったそうだ。
野村さんの経歴は、職人とは縁遠いものだったが、2010年に天野漆器に転職。漆塗り職人となった。未経験から技術習得を後押ししてくれる環境で、元来手先が器用だった野村さんの能力が開花した。野村さんの仕事は主に、「貝むき」と呼ばれる「青貝塗り」の製作工程の一つである。貝を覆うように塗られた漆を貝の図柄に沿って剥がす作業は、細心の注意が必要だが、緊張の先に喜びがある。
「真っ黒な漆をめくると、綺麗な貝の柄が出てくるところに驚きがあります」と話す野村さんは、螺鈿の神秘的な美と向き合いながら、高岡漆器の伝統がいつまでも続くことを願っている。