深山より箸置き《やきイロ》シリーズが新登場
新商品情報 VOL.20

展覧会情報やインタビューなど、工芸に関するさまざま情報を発信しています。
2025.7.26 – 8.11
新町ビル
栃木県
2025.7.27 – 9.21
益子陶芸美術館
東京都
2025.7.30 – 8.5
大丸東京店
大阪府
2025.7.30 – 8.5
阪急うめだ本店
INSIGHT
VOL.1-39 更新
工芸トピックス VOL.14
2021年に富山県高岡市にオープンした「金ノ三寸(かねのさんずん)」は、高岡銅器を実際に使う、体感する、生活の中に溶け込ませることで高岡銅器そのものの理解を促進することを目指して生まれた、一棟貸し切りの民家ホテル。鋳物の街・高岡市金屋町の築100年の町家をリノベーションし、外観は千本格子(さまのこ)のある伝統的な意匠を復活させ、内部はモダンなデザインと匠の技を融合させた快適で清潔感のある空間を提供...
工芸トピックス VOL.13
1908年に木地挽きの産地、石川県山中温泉に木地屋として創業した我戸幹男商店。優れた企画販売力によって、伝統的な技術と高いデザイン性を併せ持つ商品を積極的に展開し、山中漆器の魅力を国内外に広めている。今春、新たに開設された「我戸幹男研究所」は、山中漆器産業を次世代の若い人たちが継続して引き継ぐことを望んで、我戸幹男商店が設立した工房だ。従来、伝統的な漆器製品が主力であった山中漆器だが、プラスチック...
工芸トピックス VOL.12
2023年4月、阿部出版株式会社より別冊炎芸術『見て・買って楽しむ 愛しの茶器』が発売された。1982年創刊の季刊『炎芸術』は作家の作品を高品質の写真と丁寧な解説で紹介し、陶芸の歴史や技法まで深く取り上げている陶芸専門誌。年に一回発刊される別冊も毎回好評で、国内外の多くの陶芸愛好家・コレクターに愛読されている。安土桃山時代以降、武士や町人、公家の間でたしなまれ、長い歴史の中で育まれてきた日本独自の...
工芸トピックス VOL.11
1688年に京都・西陣に創業して以来、西陣織の歴史を受け継ぎ、着物文化の伝統を守り続ける細尾。2010年には独自の技術により、世界の標準生地幅の150cm幅で西陣織の技術や素材を用いたテキスタイルの制作に成功した。現在、自社テキスタイルブランド「HOSOO」の、伝統的な織物に革新的技術とタイムレスなデザイン感性を加えたテキスタイルは、国内外のラグジュアリーブランドの店舗内装や五つ星ホテルに広く採用...
工芸トピックス VOL.10
2021年に「燕三条 工場の祭典」実行委員会が開催した展覧会『Tsubame-Sanjo Factory Museum』が、世界三大デザイン賞の一つとされる「Red Dot Design Award 2022」ブランド&コミュニケーションデザイン部門において最高賞のグランプリを受賞。2022年10月にドイツ・ベルリンで授賞式が開催され、「燕三条 工場の祭典」を共催する燕三条地場産業振興センターの理...
工芸トピックス VOL.9
JapanCraft21が「日本伝統工芸再生コンテスト」のファイナリスト(クラフト・リーダー賞)10名および最優秀ロニー賞1名の受賞者を発表。アワードセレモニーが開催された。JapanCraft21は、日本の伝統工芸に関わる人々の問題を解決し、21世紀に向けて工芸を活性化することを目的に、バイメル・スティーブエン・ヘイウッド氏が中心となって2018年に設立。活動の一つとして、一般社団法人アジア・ソ...
工芸トピックス VOL.8
2022年7月に京都市東山区にオープンした「THE HOTEL HIGASHIYAMA by Kyoto Tokyu Hotel」は、「京の極み 東に宿る」をコンセプトに、この地で育まれてきた京の文化に触れ、昔から受け継がれてきた日本の心や美意識をさまざまな形で感じられる、趣のあるホテルだ。落ち着いた雰囲気のロビーでひときわ目を引くのは、吹き抜け2層の高さに伸びる、長さ15メートルの迫力ある色鮮や...
工芸トピックス VOL.7
様々な分野の企業、協会、自治体が協業し、持続可能な日本の和文化発展の仕組みを構築・確立するため2020年に設立された一般社団法人 日本和文化振興プロジェクトは、昨年に続いて「第2回日本和文化グランプリ」を開催し、グランプリ1作品、準グランプリ2作品、優秀賞2作品、計5作品の受賞を発表した。日本和文化グランプリは、国籍や居住地を問わず、和文化に携わる国内の企業・団体・個人を対象に、日本が誇る優れた作...
工芸トピックス VOL.6
近年、鮨や割烹などの和食とともに、日本酒が海外へと広がりを見せている。輸出額は年々増え、2021年度の輸出額は400億円にも達した。その波に乗り、作家の個性的な酒器にも注目が集まってきている。中でも「ぐい呑」という言葉は、英語でそのまま「Guinomi」として通じることも多くなってきており、海外での酒器への関心の高さを映し出している。ぐい呑は、見て楽しみ、触れて楽しみ、呑んで楽しむことができるもの...
工芸トピックス VOL.5
公益社団法人 日本工芸会は、主催する『日本伝統工芸展』が開催継続の危機にあるとして、クラウドファンディングプロジェクトを実施する。昨年に続いて第2回目の試みとなる今回のプロジェクトの支援金は、日本伝統工芸展の運営資金のほか、次世代育成のための資金として使用される予定。リターンには、第69回日本伝統工芸展各会場での作家による特別ギャラリートークへの参加や、作家との特別鑑賞&茶話会への参加などがある。...
工芸トピックス VOL.4
2022年4月1日、別冊炎芸術『見て・買って楽しむ 愛しの酒器』が発売された。「炎芸術」は1982年に創刊、現代日本の陶芸文化を中心に紹介する季刊誌で、年に一度別冊を刊行している。今回発売された最新刊では、現代日本の酒器を作家別に紹介。さらに酒器に関するさまざまな特集記事も掲載されている。酒器は、現在幅広い層に人気を博しているアイテムのひとつだ。ぐい呑、盃、徳利、片口など、実際に使って楽しむことは...
工芸トピックス VOL.3
三井グループ24社で構成する「三井広報委員会」は、日本の伝統工芸の持続・発展に真摯に取り組む個人・団体を表彰する第4回「三井ゴールデン匠賞」において、ファイナリスト20組を対象に厳正なる本審査を実施し、〈三井ゴールデン匠賞〉5組、〈審査員特別賞〉2組、〈奨励賞〉2組の受賞者(個人および団体)を決定した。今回の受賞者は、伝承技法再現に取り組んでいること、新たな独自技術を取り入れ、これまでにない伝統工...