『小川郁子 切子展』展覧会レポート
展覧会・イベントレポート VOL.23
展覧会情報やインタビューなど、工芸に関するさまざま情報を発信しています。
日常にある工芸の美。展覧会情報やインタビューなど、工芸に関するさまざまな情報、視点をお届けします。
KOGEI & Me VOL.6
田園のやわらかな日差しが差し込む工房で、ただひたすらに木に向き合う二人がいる。京都伝統工芸大学校の先輩・後輩である臼井さんと崔さん。組子に使う木の性格を確かめるように、木の表面に鉋(かんな)を滑らせていく。木工の仕事は、鉋や鋸(のこぎり)などの道具を理解することが、仕事の第一歩だ。「道具に教えてもらえ」とは、臼井さんが崔さんに技術を伝えるコツの一つである。兵庫県出身の臼井さんは、大学卒業後に一般企...
KOGEI & Me VOL.5
日本橋の榛原で半世紀以上を務める星野さんは、19歳のときにアルバイト店員として入社した。徒弟制度があった当時、榛原には親ほど歳の離れた番頭たちがおり、星野さんは仕事と遊びの楽しさを教わったそうだ。最初の仕事は、料亭から歴代の宰相宅まで幅広いお得意様への配達仕事。配達を通じて、紙の生産地や種類などを学んだ。やがて、星野さん自らが番頭となり、総支配人にもなった。戦後の混乱期からバブル時代を経て、時代の...
KOGEI & Me VOL.4
小川代藏・弘藏兄弟は、代々続く陶工の家系に生まれ、窯元「小西陶古」の初代を曾祖父に持つ。幼い頃は、裏山にある何百年も前の窯跡や、備前焼に彩られた神社が遊び場であったと言う。そんな二人は働き出した後、別々の道を歩み始めた。兄の代藏さんは、機械系の職につき、弟の弘藏さんは、父・秀藏さんの家業を継ぐべく陶工になる決意をする。その後、一度は弟に家業の全てを託した代藏さんも、大阪でエンジニアとしての職を続け...
KOGEI & Me VOL.3
小倉織ブランド「小倉 縞縞」は、二人の女性によって支えられている。一人は創業者である渡部英子さん。そして、英子さんの娘である弥央さんだ。英子さんは、かつては音楽をこよなく愛するジャズピアニストであった。そんな中、姉であり小倉織の染織家でもある築城則子さんの影響を受け、2007年に「小倉 縞縞」を設立。地元である小倉の文化を守り、世界へと発信していこうと決意した。娘の弥央さんは、縞縞ブランドの立ち上...
KOGEI & Me VOL.2
嬉野茶の産地で知られる自然豊かな地で、長年、作陶を行う副島久洋さん・美智子さん。二人で口を揃えて「ついこないだまで、パソコンすら持っていなかったんです」と笑う姿は、仲睦まじい。そんな副島夫妻は、2016年に行われる有田400周年を記念したプロジェクト「ARITA Revitalization」への参加をきっかけに、五種類の青色の色合いを持つ器「副久GOSU」を開発。展示会や店頭での試験販売は大きな...
KOGEI & Me VOL.1
真っ直ぐな目で釉薬を見つめ、一定のリズムで釉薬に器をくぐらしていく。釉薬のかかったお皿を独特の感覚でコンベアに置いていくその姿には瑞々しさがある。色原さんは、暮らしに寄り添う陶磁器に惹かれ、岐阜県内の「多治見市陶磁器意匠研究所」への門を叩き、その後2015年に(株)深山に入社。「自分がいいと思うモノづくり、それによって人の生活を少しでも豊かにしたい」と言う。深山のある岐阜県瑞浪市は、若者離れが進む...
注目の展覧会・イベント VOL.1
2017年3月、HULSは、シンガポールのイベント・PR会社Vivid Creationsと共同で、工芸イベント『Artisan – Beyond Craft』を開催いたしました。『Artisan – Beyond Craft』は、『シンガポールデザインウイーク/ SDW2017』の公式パートナーイベントとして認定を受け、シンガポールの方に日本工芸を身近に感じてもらうことを目的とした展示会です。株...
産地を訪れ、その土地の空気を吸い、作り手と同じ景色を眺めながら、気づき、感じたこと。
VOL.1-2
更新
日本各地の工芸の展覧会・イベント情報。
VOL.1-60
更新
今、工芸の世界で起きていること。注目の最新情報。
VOL.1-29
更新
伝え繋ぐ、作り手たちの工芸への想い。人生で最高の一枚と共に。
VOL.1-32
更新
工芸の展覧会・イベントレポート。
VOL.1-29
更新
一碗に宿る、工芸の美と作り手の想い。茶碗の鑑賞に役立つ知識を紹介する。
VOL.1-3
更新
日本から世界へ。工芸を通じた「気づき」の言葉。
VOL.1-6
更新
産地を訪れ、その土地の空気を吸い、作り手と同じ景色を眺めながら、気づき、感じたこと。
VOL.1-12
更新
作り手からの新商品情報。
VOL.1-14
更新
日本各地にある、さまざまな工芸の産地を紹介。
VOL.1-3
更新
VOL.1
更新