インタビュー:陶芸家・加藤亮太郎
VOICE VOL.7
展覧会情報やインタビューなど、工芸に関するさまざま情報を発信しています。
2024.10.18 – 11.17
セラミックパークMINO
東京都
2024.10.19 – 10.26
ラ・ロンダジル
神奈川県
2024.10.19 – 10.28
sumica栖
2024.10.21 – 10.26
壺中居
立体的な白梅文様が描き詰められた香炉。一面に広がる梅の花は柔らかな趣を湛え、春の訪れの高揚感を想起させる。つまみや脚には金彩と染付をあしらい、気品ある印象を与えている。絵付師が丁寧に手描きで仕上げるこの梅詰柄は、伊万里鍋島の窯元・畑萬陶苑独自の意匠として受け継がれてきた。高水準の絵付技術とともに、日本人が愛してきた縁起の良いモチーフを個性豊かに表現したものとして、際立つ魅力を携えた逸品といえる。