深山より箸置き《やきイロ》シリーズが新登場
新商品情報 VOL.20

展覧会情報やインタビューなど、工芸に関するさまざま情報を発信しています。
東京都
2025.3.20 – 3.30
加島美術
東京都
2025.3.21 – 3.30
しぶや黒田陶苑
京都府
2025.3.22 – 7.27
ZENBI-鍵善良房-KAGIZEN ART MUSEUM
東京都
2025.3.25 – 3.30
柿傳ギャラリー
作家、光井威善はものづくりに惹かれて工芸の道に進み、ガラス制作を学んだ後、富山のガラス工房を経て独立。色そのものよりも、色の濃淡に特に美しさを感じるという氏の作品は、控えめな色彩の移ろいや陰影が、繊細な美的感覚で表現されている。
薄墨色のガラスの中で琥珀色の波が揺らめくように見える本作は、手吹きで作られた伸びやかな形状の上に、外被せという技法で異なる色のガラスを被せている。二つの色が絶妙に重なり合い生まれる、複雑な色調。本来硬質なガラスにもかかわらず、有機的なぬくもりが宿っているようだ。
柔らかく澄んだ色合いを湛える作品は、空間を心地よい光で満たしてくれる。午後の陽だまりに佇むような、穏やかな時を演出してくれるだろう。