備前焼の魅力を発信する新たな拠点「備前市美術館」がグランドオープン
工芸トピックス VOL.39

これからの暮らし。工芸に出会い、気づくこと。
備前市立備前焼ミュージアムが生まれ変わり、備前市美術館として2025年7月12日(土)にグランドオープンした。同館では、備前焼を中心とした現代陶芸に加え、世界の現代美術、建築、デザインなど幅広い分野の芸術作品を紹介する予定だ。地域の文化創造拠点、そして備前の現代陶芸の魅力を国内外へと発信する新拠点として来館者に愛される美術館になることを目指している。建物の設計を手掛けたのは、建築家の櫻井潔。土と炎...
錫100%製テーブルウェアや真鍮製インテリアの鋳物ブランド「NOUSAKU」と、新素材「Tin Gold」を用い、素材とデザインの可能性を楽しむジュエリーブランド「NS by NOUSAKU」。1916年に富山県高岡で鋳物メーカーとして創業した能作が展開する、この2ブランドの複合型店舗「NOUSAKU / NS by NOUSAKU」が、2025年7月18日(金)、東京ミッドタウン ガレリア 3階...
『JAPAN CRAFT EXPO 日本工芸産地博覧会2025』が大阪・関西万博会場内EXPOメッセ「WASSE」(大阪市此花区夢洲)にて、2025年6月16日(月)~6月18日(水)の日程で開催される。本イベントは全国各地の工芸産地より金工、陶磁器、ガラス、木工、漆、繊維、染色などの20のブランドが一堂に集い、工芸の魅力を発信する体験型博覧会だ。作品の展示や販売、工芸品を使用した試飲・試食に加え...
南アフリカのフェアトレード生産によるソーラーランタンを日本で展開しているソネングラスジャパンが、太陽光で灯るソーラー照明ユニットと、日本の伝統工芸、駿河竹千筋細工の技法で職人が仕立てた行燈シェードを組み合わせた新製品《Sonnenglas® EN(えん)》を発売した。照明に搭載されているソーラー照明ユニット「Sonnenglas® SOMO」 は、ソネングラスが開発した次世代のソーラー照明モジュー...
注目の展覧会・イベント VOL.66
『JAPAN CRAFT EXPO 日本工芸産地博覧会2025』が大阪・関西万博会場内EXPOメッセ「WASSE」(大阪市此花区夢洲)にて、2025年6月16日(月)~6月18日(水)の日程で開催される。本イベントは全国各地の工芸産地より金工、陶磁器、ガラス、木工、漆、繊維、染色などの20のブランドが一堂に集い、工芸の魅力を発信する体験型博覧会だ。作品の展示や販売、工芸品を使用した試飲・試食に加え...
新商品情報 VOL.21
南アフリカのフェアトレード生産によるソーラーランタンを日本で展開しているソネングラスジャパンが、太陽光で灯るソーラー照明ユニットと、日本の伝統工芸、駿河竹千筋細工の技法で職人が仕立てた行燈シェードを組み合わせた新製品《Sonnenglas® EN(えん)》を発売した。照明に搭載されているソーラー照明ユニット「Sonnenglas® SOMO」 は、ソネングラスが開発した次世代のソーラー照明モジュー...
注目の展覧会・イベント VOL.65
時代を超えて変わることのない「本質的な価値」が宿るものづくりを基本理念とし、家具をはじめ、照明、テーブルウェア、タオルなど生活の道具をデザイン・製作しているTime & Style。「古きをたずねて新しきを知る」という日本古来の精神に倣って、豊かな自然、歴史、先人たちの知恵から学んだ本質を現代のプロダクトに反映し、木や土などの自然素材、そして伝統技術を活用した上質な製品を、日本、オランダ・...
連載コラム『日本工芸の歩む道』後編「現代社会と工芸」 VOL.3
日本には「工芸」という言葉がある。陶磁器や漆器、織物に金工品など、人の手によって作られる日常の美しい道具である工芸品は、それぞれの地域における技法や素材が用いられ、その土地の風土やそこに住む人々の気質に影響を受けながら、日本各地で伝統を築いてきた。日本における工芸の歴史は長く、原始時代よりその歴史は始まっている。古くから人は、土器や石器、青銅器など、日々の暮らしを豊かにするため、さまざまな道具を作...
展覧会・イベントレポート VOL.31 AD
日本の伝統を次世代へと繋ぐべく活動する工芸の担い手を応援するため、三井グループの三井広報委員会によって継続的に実施されている「三井ゴールデン匠賞」。第5回を迎えた今年度は、2024年10月3日(木)に受賞者が発表され、2025年1月30日(木)に東京・大手町三井ホールにて贈賞式が執り行なわれた。
新商品情報 VOL.20
美濃焼産地の一つであり、かつて世界中に洋食器を製造・輸出して高く評価された岐阜県瑞浪市。1977年創業の深山はその高度な技術を受け継ぎ、現代の食卓に寄り添ったものづくりを続けている。2025年2月に発表された5個組、全6種類の箸置き《やきイロ》は、「和モダン」を意識した多彩なデザインが特徴だ。その名の通り、やきものの伝統的な技法を“やきもの”の“いろは”として取り入れており、自然な濃淡や質感のコン...
日本の各地に根ざす工芸メーカー。
海を越えて伝えたい、日本工芸の「今」。
自らの哲学を作品に映し出す人々。唯一無二の表現を追い求めて。